僕たちはなぜコヨーテに惹き寄せられるのだろう...
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最近、周囲の人たちがコヨーテに惹き寄せられる
歴史的必然性について考えてみたいと思います。
コヨーテちゃんってなに?
1997年の通貨危機以降タイの景気が持ち直し、女の子のいるお店で
お金を使うタイ人が増えてきました。当然のようにタイ人向けの
「ラウンジ」がスクムヴィットやラチャダー界隈に増えました。
最初は女の子が隣に座ってステージの上ではバンドが演奏してて
カラオケ個室があって...なんて程度の内容。
ペガサス、ピアノ、メイフェアあたりが老舗でしょうか...
あとは、ほとんどお風呂屋さんに併設でしたね。
ある日、ステージやカウンターの上で女の子がちょっとセクシーな
格好で踊るお店が出現。これが大ヒットして女の子が目の前の
カウンターの上で踊るお店が続々出現します。
ソイ26にあったフォルテが最初のコヨーテ系じゃなかったかと...
いまでは、エキゾチカでもコヨーテやるようになりましたね。
タニヤにイイ娘はもういない?
タイに始めてきた頃、いまから大体10年くらい前、
タニヤのカラオケはいまほど安くはありませんでした。
いまならセット料金で1時間1000バーツ以下で飲めますが、
かつてはそんなモノはなくて、ボトルが入っていても
1時間2000バーツくらいは掛かってました。
ボトルが切れそうになると、財布の1000バーツの枚数を
トイレでチェックしたり....汗。
でも、飲み代が安くなっても物価は上がってるし、
お店のテナント料は下がるわけないし...結果、女の子の
サラリーにしわ寄せが。基本給無し完全歩合制の
給与システムが多くのお店で採用されるようになります。
もちろんこういうシステムのお店はOFF専ですよ
飲むだけのお店は基本給...あると思います
背が高くて色が白くて可愛い娘なら基本給2万バーツを
保証してくれるタイ人向けラウンジに可愛い娘が
どんどん流れちゃうのは当然のことなんですよね。
日本語なんて喋れなくてもOKだし....
コヨーテやっているタイ人向けのお店にも
元日本人向けカラオケからの転職組結構いますよ
言葉の問題とメンバーシップ制?
可愛い娘がタニヤじゃなくてコヨーテ系のお店に流れ出し、
タニヤに残っているのは下手な日本語を喋る、黒くて、小さな娘と
タバコ臭くて天井の低い小汚い部屋...これじゃあねぇ...
もちろん、きれいで居心地の良いお店もありますよ
でも、OFF専+セット料金のお店はイマイチが多いですよね
ある程度タイ語でコミュニケーションが出来れば、
コヨーテ系のお店の方が楽しく遊べるんじゃないでしょうか。
タニヤで遊ぶ積極的な理由は「日本語のカラオケが歌いたい」
「安く飲みたい」「速攻でOFFしたい」...こんなところでしょうか...
実際、日本人観光客への依存度がかなり高くなっているとお思います
日本が連休の時は欠勤ペナルティーがかなり高くなっているそうですね
コヨーテ系のお店はほとんどがメンバーシップ制です。
トータルでは安くなると思っても初回に3万バーツ払うのは...
ちょっと躊躇しちゃうかもしれませんね。
逆に言えば気に入った娘がいなかったからウィスキー片手にコヨーテちゃんを
眺めただけでチェックビンすれば数百バーツで済んじゃうんですが...
あと、80年代に青春を送ったようなオヤジ世代は別の意味で
コヨーテ系に吸い寄せられる傾向があるかもしれません。
マハラジャ、キング&クイーン、ジュリアナ、ベルファーレ...
コヨーテちゃん達の踊る風景を眺めながらデジャブを感じちゃったり、
どこからともなくユーロビートが聞こえてきたり...
懐かしいですね「デッドオアライブ」とか「ジュリ扇」とか「荒木師匠」とか...
いま、東京の夜遊びってどうなっちゃってるんでしょう???
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